瓶の中でのエイジング|『北海道酵素』もう一つの挑戦
瓶の中でのエイジングを表現したい
『北海道酵素』にはすべて北海道産原料で製造するほかに、少し大げさになりますが、もう一つの挑戦があります。
私は品質確認の意味もあり、賞味期限である充填から3年を過ぎた酵素を飲むことも多いのですが、そういった古い酵素では瓶の中でエイジングが進み円やかな熟成感を味わうことができます。
充填前にタンクでも熟成しているのですが、瓶のなかでまた変化していく。
ちょっと古いビンテージワインのような感覚。ワインもウイスキーもしっかりしたものは時間をかけるほど深みを増すじゃないですか。
この瓶の中でのエイジングを酵素でも表現したい。
酵素は美味しいから飲むというものではなく、健康のために飲むものですが、昔ながらの自然な作り方ゆえの時間の経過に伴う変化を感じて欲しい。
もちろん、機能性の面でも、瓶の中のエイジングによっても違いが現れるのか検討していくつもり。
賞味期限の表示を省略しています
そのため『北海道酵素』は、毎年秋にその年のビンテージとして販売しますが、賞味期限を表示せず、在庫があれば数年後にもご希望の方にはお買い求めいただけるようにします。
年数を重ねたビンテージは若干価格が高くなるようなこともあるかも知れません。瓶に詰めた後、何年か経った方が価値があがったりしたら面白い。タンクで保持するのと違い、ご自宅で熟成していただくことも可能です。
なお、賞味期限を表示しないことにつきましては、食品表示法のもと、食品表示基準特例の対象となり法律上も可能なのです。
食品表示基準第3条には、一般(業務用ではない)加工食品に表示すべき項目として、名称、原材料名、保存の方法、消費期限または賞味期限、内容量などが定められていますが、同条3項にはその表示を省略してよいというものが示されています。 その中に「飲料水及び清涼飲料水(ガラス瓶入りのもの(紙栓を付けたものを除く。)」というものがあり、弊社酵素はこれに該当します。 |
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ビンテージの違いをみるために
瓶の中での熟成をみるならば、通常の酵素でも出来ないことはありません(一応、賞味期限は3年で表示はしていますが…)。
ただ、通常の酵素は通年製造するために、夏は北海道、冬は九州など、産地に一定の幅を持たせています。毎年同じ時期で同じ産地の原料を使ったもので熟成による違いをみていきたいと考えています。
ビンテージによってどう味が変わるのか、年数で機能性の違いは現れるのか、これから始まる『北海道酵素』の熟成を一緒に見守っていただければありがたいです。
(ご参考:北海道の原料だけでつくる酵素)
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。