北海道の原料だけでつくる酵素|『北海道酵素2021』

 

 酵素

『北海道酵素2021』販売開始しました

北海道の原料だけで作るというコンセプトの酵素を2021年11月15日から販売開始しました。

是非、飲んでみていただけると嬉しいです。

文字だけのシンプルなラベルでスタートしました。

 →『北海道酵素2021』はここでお買い求めいただけます

以前にも『北海道酵素』はあった

お客様の中にはご記憶の方もいらっしゃるかも知れません。数年前に『北海道酵素』というネーミングで黒いラベルの酵素を少しだけ販売したことがあります。十年以上熟成したエキスを必ず含んでいるというものでしたが、原料は北海道産とは限らず、道外、海外のものも使われていました。

その製品になぜ当時「北海道」を冠したのかというと、実は海外からの引き合いが絡んでいたからです。アジアで北海道ブランドは人気なので…。

幸か不幸か、その商談は破談となり、その後も十年熟成エキスは全てのF&Eシリーズに配合しています。そのため、国内で『北海道酵素』の名称で販売する意味も弱くなり、製造は取り止めとなっています。

ラベルの他、箱までつくったんだけどなぁ

かつての北海道酵素。ラベルの他、箱までつくったんだけどなぁ‥‥

本当の意味での『北海道酵素』を作りたい

北海道でつくっているのですから『北海道酵素』と謳うことは間違いではない。でも、通常の酵素も北海道で作っている訳ですから…。

自分でも少し不本意なところもあったので、昔から想っていた本当の意味での『北海道酵素』~北海道の原料だけで作る酵素~にチャレンジすることにしました。

実りの秋の酵素

北海道の原料だけで作るとなると、当然、通年製造は出来ません。

現在製造している通常の酵素で使っている原料のうち、そもそも北海道では生産されていないものや、されていても季節がかなり限られるものも多い。バランスをどうするか…。

酵素の原料配合バランスは、自社なりには完成形。北海道産にこだわりつつも出来るだけそこは崩したくない。

一番多くの種類を集められるのは、やはり実りの秋。そのタイミングで仕込み、年に一度、限定数量で販売することにしました。
3年前の秋、40数種類の原料で仕込み、発酵、熟成してきました。昨年秋に仕込んだエキスも落ち着いてきたのでブレンドし初年度分を販売します。

3年前の仕込みで、北海道産が手に入らない、または時期が合わなくて外した原料は以下の13種類。

『北海道酵素』をつくると決めた時点で、海外産のバナナ、レモン、キウイ、アボカド、そして桃、柿、ミカン、明日葉は、当然、対象外になります。タイミング的にダメになったり、行き違いがあり入らなかったものもあります。産地指定していると生産量が少なかったり、天候など直前でなにかあると代替が効かないんですよね。

【北海道酵素に入らなかった原料】

バナナ、レモン、桃、柿、ミカン、キウイ、アボカド、梅、アスパラガス、ワサビ、レンコン、明日葉、オオバ

上記以外の44種類で配合バランスを整えました。

すべて北海道産の原料で作っています…と言いたいところですが、昨年の樽に使った塩が道外産であることが判明、初年度は「塩以外の全ての植物原料が北海道産」という但し書き付きになってしまいました。少し悔しい。

【北海道酵素の原料】

甜菜糖、大根、リンゴ、ニンジン、キャベツ、キュウリ、ゴボウ、セロリ、ホウレン草、ナス、タマネギ、モヤシ、ニンニク、トマト、ショウガ、ピーマン、生椎茸、昆布、塩、スイカ、ブドウ、メロン、ハクサイ、ナシ、スモモ、小松菜、チンゲン菜、レタス、パセリ、ニラ、春菊、ジャガイモ、シシトウガラシ、サラダ菜、サツマイモ、クレソン、カリフラワー、カボチャ、オクラ、エノキタケ、ミョウガ、三つ葉、万能ネギ、菊の花

来年以降は全て北海道産と言える予定です。

もう一つの挑戦

外した原料の中は、今後、継続していく中で、年によっては入れていくことが出来るものもありそうですが、原料の種類はこのままで進めようと思っています。配合のバランスを崩したくないのと、北海道酵素』では、もう一つ挑戦したいことがあり、それには原料が同じであった方が良いかなと思っているのです。

長くなりましたので、もう一つの挑戦については、次のブログで。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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