コミュニケーションは難しい
現役時代はキャッチャーで三冠王。プレーイングマネジャーとしても、ヤクルトや阪神、楽天の監督としても活躍された、故・野村克也さんは色々な名言を残されていますが「仕事は確認、確認、また確認」というのが記憶に残っています。
多くの人が関わるチームプレーにおいて、共通認識を持っているかどうかは確かに重要だと思う。ラグビーだと「同じ絵をみて」とか、最近よく言われています。
「確認、確認…」は監督としてのものだと思うので「仕事」は野球のことだったと思いますが、野村さんの言葉の多くは野球だけでなくビジネスの世界でも通用するものが多かった気がします。
負けに不思議の負けなし
最近、自分の思っていたことと違う風に相手が受け取っている事例が幾つかあって、コミュニケーションが少し雑になっているかも…と反省しています。
コミュニケーションは双方向のものですが、言いっぱなし、聞きっぱなしになることも多かったのかと思う。そうなるとお互いにどうしても自分に都合の良いように解釈してしまいますよね。
指示は分かりやすく明確に、とよく言われますが、何故そのプレーを選択するのか、そこに共通の理解がないといいプレーには繋がらないんじゃないかな。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というのも有名ですね。まぐれで勝つことはある、負けた時は必ず理由をみつけることができる。
確認が不十分だと負けの理由になるということだと思います。
伝わらなければ存在しないのと同じ
伝わらなければ存在しないのと同じだとすると、間違って受け取られたなら間違いを伝えたのと同じ?
特に発信側に確認の意識が必要なのかな。
それにしてもご著書を僕は読んだことがないのに野村さんの言葉をそらんじているということは、しっかり伝わっているということ。名監督のコミュニケーション能力、伝える力はさすがに素晴らしいということでしょうか。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。