食のゆがみ

 

 その他, 健康

弊社は酵素製造のほかにヨガスクールの運営を行っています。

ヨガのアーサナ(ポーズ)では鉛直線の軸やシンメトリーを大切にしますが、多くの方が、案外、真っ直ぐ立てていなかったり、どこかに歪みを持っているものです。

ただ、ヒトの身体は素晴らしいもので、多少バランスが崩れていても、支障なく過ごせるように対応しています。

ヨガレッスンでインストラクターは歪みを正すようアジャストしますが、当人は歪んでいる状態にフィットしているので、本来正しいはずのポジションが違和感となったりします。
客観的にみてバランスが取れた状態にアジャストすることを続けていると、いずれ正しい場所が身についていくのです。

嗜好もゆがむ

私は食にも似たような面があると思っています。

私たちは日本の伝統的な食生活が健康にとってより良いと考えていますが、今の食環境は必ずしもそうなっていない。

それでも別に違和感はないものです。むしろ健康にとって良くないかも知れない食が続くとそこが気持ちいい場所になって行く。身体はそういう方向に対応します。そして限度が来ると問題が疾病などとして表面化する。

個人的な話ですが、若い頃、飲み過ぎて二日酔いになるとジャンクフードが食べたくなることがありました。
そこで食べるとさらに食べたくなってくるのです。行き過ぎないうちに理性で留まり、自分なりのあるべき食を見つける必要があります。

自分の身体だから好きにすれば良いという方もいらっしゃいますが、健康を損なうと周囲の人が苦労することも多いもの。
気づいた人は自分なりのあるべき場所を作っておき、乱れそうになったらそこに戻れるようにしておきたいものです。

飽食の時代は理性的に食べることも必要です。

戻ってくる場所を確認する

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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