色んなかかわり方があっていい|しなやかフェス で思うこと

 

 その他

なぜ かかわろうという気持ちになるのかな?

半年前になりますが、2018年3月23日と24日の2日間に渡って、しなやかフェス2018春というイベントが名古屋市と四日市市で開催されました。

このイベントに関しては、僕が説明するより、主催者本人(=しなやん、阿部俊樹さん)のブログを読んでもらうべきでしょうね。

しなやんは三重県四日市市できゅうり農家を営んでいる。まだ2年目、就農したてのしなやんが多くの人を巻き込んで100人規模のイベントを開催しました。それも既に2回目ですけどね。

僕は札幌に居て実際には行っていませんが、僕の会社で作っている酵素を提供することとSNSを通して情報を共有することで遠隔参戦という形で参加させてもらいました。
とはいうものの、酵素を提供しただけだし、たくさんの投稿をみたり人の投稿に絡むのはなかなか難しい。うまく参戦できたのかどうかよく分かりません。

よく分かっていないところもありながら、そもそも、なぜ かかわろうという気持ちになるのかな?

しなやんは、農家としてきゅうりを育て販売するのはもちろんのこと、和食店のプロデュースをしたり、講演活動をしたり、そのスピード感が素晴らしいのです。就農して2年目ですよ。もちろんしなやんが一人でなんでもしているのではなく、色んな人が関わっている。共感、応援する気持ちと巻き込まれていく心地よさがあるのではないかと思ったり・・・。僕の根底には酵素の原料が野菜や果物であるってことが、もちろんあるんですけどね。

農業を通して届けられるもの

2月にしなやんが札幌に来た時のこと。

和食店のプロデュースに際して、しなやんはSNSで繋がっている札幌の魚屋なっき(船木弘法さん @sakanano_funaki )から水産物を仕入れようと考え、料理人の方や共同経営の方を連れ立って札幌に来た。

なっきは僕の友人でもあるので、その際少しだけご一緒させてもらい、日帰りするしなやんを新千歳空港まで送ったんですね。車中、色々話を聞くことができた。しなやんが何故就農し今に至るのか、どこに向かっていくのか。
これも僕が伝えるより本人のブログや投稿を見た方が良いでしょう。

実は翌日、対照的な農家の方のお話を聞く機会があったのです(誤解しないで欲しいのですが、どちらが正解だということではない)。

圧倒的なスピード感で進めている点は一緒なのですが、科学的な品質管理を武器に約90軒の農家が参加して、現在は多数の関連事業を手掛け、規模も事業の広がりも圧倒的な千葉県の農業生産法人の経営者。
僕の持っている農業というイメージを超えて商社です、すでに。

どちらも素晴らしいし、商品やサービスも魅力的。
ただ、両者に商社と家族経営という目に見える大きな違いのほかに違いを感じた。

しなやんからはSNSやブログ、そしてリアルを通して、商品やサービスのもとになっているプロセスや心の部分が届くこと。あ、あと、自称ポンコツというちょっと隙のあるところ(笑)。人間味の豊かなところ。色んなものが伝わってくる。

農業の素晴らしさをどこに感じているのか、何を届けたいのか、そこが違うのかも知れません。

しなやかフェス2018秋

今までに2回開催されたしなやかフェスは赤字だったそうで、一旦、白紙に戻して再検討され、結果として、しなやかフェス2018秋は、若干の体制変更なども伴って10月8日(月・体育の日)に開催が決まりました。

 【募集開始】#しなやかフェス2018秋 申込概要

今回も遠隔参戦で酵素を提供させてもらう予定。ま、しなやんのキュウリをはじめとして、なっきのイクラやタムタム(田村陽子さん @TAMUTAMUyoko )の太陽米など、全国から美味しい食材が集まる中、一つぐらい美味しくないものがあるのもネタとして許してもらえるだろう(笑)

なぜ かかわろうという気持ちになるのかな?

答えは人によって違うから、参加して感じるしかないんだけど、一つ言えるのは、参加者は客じゃなくて主体の一人として巻き込まれる空気があるのだろうということ。フェスの中心にいなくても、初めてだったり、僕のような遠隔参戦の人でもね。

そこに共感があれば、色んな人や、色んなかかわり方を許容する、いや歓迎する、そんな集まりなんだと感じています。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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