未知への探求を始める勇気があるのか|吉田つとむ ヨガワークショップ
東京でヨガのワークショップを開催します。
気がついたら吉田つとむ先生の第4回東京ヨガワークショップが、もう間もなく。
まだ定員まで達していませんので、ご興味のある方はご検討ください。
日時 10/26 SAT 10:00-12:30 14:00-16:30 参加費用:22,000円(税込)※部分参加1レッスン、7,700円(税込) 定員:30名 会場/御茶ノ水ヨガアカデミー 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-17-4 ビルデンス石村階(JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩5分) |
初心者のご参加もOKです。
むしろ初心者はまだアーサナに慣れていず外の形はうまく作れないとしても新鮮な気持ちでヨーガを行うことでそこに新しい発見や喜びと驚きがあり実践の場に生気があふれている…これはB.K.S.アイアンガー師の講習会の場で、吉田先生が実際に遭遇したことだそうです。
逆に長年続けているヨーガが、もし内観してそれが虚偽のものであると気づいた場合、虚偽を手放し、新たに未知への探求を始める勇気を持てるでしょうか、とも。
変わらないのは衰退
講師の吉田つとむ先生には、札幌のヨガライフスクールで1980年代後半から90年代前半にかけて約10年間インストラクターのご指導をお願いしていました(その頃、僕は居なかったけど)。その後、10年程のブランクの後、現在も年二回、札幌にお越しいただきご指導をお願いしています。
先生のワークショップの内容は、毎回、違います。
参加者の状況に対応するからでもあり、また先生ご自身がどんどん変わっているからでもある。
最初に札幌にお越しいただいた当時、吉田先生はB.K.S.アイアンガー師から学んだアイアンガーヨガを、できる限り忠実に伝えようとされていて、フィジカルなアライメントを厳しくご指導されたらしい。
その後、吉田先生は、一旦、アイアンガーヨガを離れ、パタビジョイス師のもとでアシュタンガヨガを習得されます。
アシュタンガスタイルは動きが止まらないので、汗どっぷりみたいになります。特にアライメントや呼吸がしっかりできないとかなりキツイことになる。
一昨年に行った第一回の東京ワークショップの参加者には、吉田先生が東京でスタジオを開き、アシュタンガヨガを日本で教え始めた頃の生徒さんも多かった。
厳しいレッスンを戦々恐々(笑)と待っていた参加者の皆さんは拍子抜けしたかも知れません。フィジカルの面では決して厳しいものではなかったのです。
第二回、第三回と会を重ねて、今、吉田先生が、ある意味では過去のご自身を否定しながら探求している世界が徐々に伝わってきたのではないでしょうか。
内なる自分を探求する場
予断を持たずに今を見つめる、未知の世界を探求する…アーサナの形や技術だけを求めて参加されたとしたら、戸惑ったり、衝撃を受けたりした方もいらっしゃったと思います。
アーサナの練習ももちろんあるのですが、吉田先生のワークショップは技術や答えを得る場ではなく、一緒に内なる自分を探求する場ということのようです。
10月5日発行のヨガライフスクールの機関紙『未来』に掲載された吉田先生からのご寄稿「ヨーガ初心者と長年の熟練者について」から最後の一文を引用しておきます。
私の言うことに対し、皆さん方がすでに持っている意見や考えという結論で反応してすぐに賛同や反対をしないでください。その結論をわきに置いて、自分のうちを探求してください。そこで初めて私たちが一緒に探求し新たな発見をしてゆけるでしょう。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。