インストラクター養成コース4級 アサナ②
土曜日はインストラクター養成クラスの日
※ヨガライフスクールのインストラクターコース
4級一年、3級一年の2年間のカリキュラム。
大学の先生や医師にお越しいただいて、インド哲学、運動生理学、解剖学などの講義の外、健康の考え方やアサナ(ヨガのポーズ)を勉強します。一年目は受講生自身の身体やポーズをつくっていくことを重視、二年目は実際に教えることに近づいていきます。
4月22日、4級コースアサナ第2講、協会理事 大浦先生ご担当のクラスに参加させていただくことにしました。
『基本動作を考える』というテーマ。
前屈、後屈、側屈、捻じり、バランスといった基本動作、それぞれの代表的なポーズをを取り上げ、考えていきます。
大浦先生に「私も参加させていただいていいでしょうか?」ってお願いしたら、「いいですよ。でも、少し大変かもね・・(笑)」っていわれちゃいました。はい、よろしくお願いしますー(笑)
『基本動作を考える』
クラスでは、個々のアサナのポイントや気を付ける点に触れながら実際にポーズを取っていきます。
今回の受講生はヨガスクールのベテラン生徒さんで、かつて、一度、インストラクターコースの受講もされていた方(お仕事や子育てなどで途中で断念された)。
既にアサナは素晴らしいのですが、あらためてポーズの目的や注意点を確認していきます。
クラスで取り上げられたのは、基本的で通常のレッスンにもよく出てくるポーズ。僕にも馴染みのあるものばかりでした。
でも「大変かもね」のお言葉の通り、基本ポーズをちゃんとやるのは結構難しいのです。
何度も「呼吸できてますか~?」って、大浦先生。名指しはされなかったけど、僕以外に対象者はいなかったでしょうね。無理をしてはいけないということを確認してくれていました。
インストラクターを目指す人は、ヨガが好きで、当然、アサナも上手に出来る人が多い。でも、生徒さんはそういう人ばかりではない、むしろそうでない人の方が多い。
それをどのように導くか。
動き・意識・呼吸
大浦先生は、ヨガはまず、動き・意識・呼吸だと教えてくださいました。それが整って冥想など次の次元に進んでいくからです。
まず無理をしないこと。そのためには呼吸を意識すること。
呼吸が乱れるのは無理している証拠。気持ちの良い呼吸ができるところで、その人にとっては十分ということ。
完成ポーズにたどり着いていなくても、意識がポーズの目的の部分にあれば良い。
ポーズには手をここへ、足はこうして、という形があります。そういう形をとる目的がどこにあるか、を理解してそこに意識をもっていれば良いというのです。
なるほど。基本ポーズの目的や注意点は、しっかり確認することが大切ですね。
本来、教える側のためのコース。感じることは人によって違うのかと思います。
初心者の僕としては、やっぱりヨガは無理しちゃいけないんだ、と再認識したところです。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。