素振り
断食4日目。今日が最終日。
いつも最終日になるともうちょっとやりたいなーって思うんですよね。今回は来週の予定等、考慮して予定通りにします。
さて、今日はちょっと断食から離れ、ラグビーをやっていた頃の思い出。
実は強いチームだった
僕は大学からラグビーを始めました。ルールも知らずに始めたのでとても苦労しました。
大して強いチームじゃないだろうと勝手に思い込んで入ったら、北海道ではNo.1、全国大会で勝利を目指すチームだったのです(^_^;)
当時の新入部員の半分くらいはラグビーの未経験者でしたが、上級生をみると経験者が多い。つまり練習に着いていけず未経験者は辞めていく率が高いのです。
まず体力、そこが第一のハードル。そして楕円球の扱い。
僕が特に苦労したのがキックでした。
ラグビーはパスを前に放ってはいけないルールなので、前にボールを進めるには、持って走るか、ボールを蹴るしかありません。
バックスだったので、左右両方の足でキックができることが求められます。右足でのキックはある程度の練習で何とかできるようになりましたが、左足がどうしてもうまく行かない。
練習でバックスが交代でキックで球出しをする状況で、あるとき、それを左足限定でということがあったんですね。
僕が球出し担当になると左足でキックができないので、練習にならない訳です。バックスリーダーの先輩にこっ酷く叱られたうえ「ジャマだから外走ってろ!」って、本当に練習から外されて、全体練習が終わるまで、ひたすらグランドの周りをグルグル走っていました。
※このバックスリーダーの先輩とは今でもお付き合いがございます。ご安心ください(笑)
キックの素振りを練習することに
練習後、別の4年生の先輩が不憫に思ってくださったか、アドバイスをしてくれました。
「素振りしてみ?」「しばらくやると蹴れるようになっから!」
素振り?
野球とか、テニスとか、ゴルフとか、道具を使うスポーツでは、普通ですけどね。
野球でもシャドーピッチングってのはありますが、、、、。
聞くとシャドーピッチングみたいにちゃんとしたフォームじゃなくて、ヒマな時に柱にでも掴まって左足をプラプラしてれば良いという。
そんなんで蹴れるようになるのか?この先輩もそれやったの?と思いましたが、4年生に対してそんなことはもちろん言えません。
まぁ、簡単だし、いつでもどこでもできるし、ダメ元で始めたんです。
そのうち癖になってきて何となく気が付くと左足をプラプラしているという・・傍から見ると変な人だったかも知れません。
で、しばらくプラプラしていたら、ホントに蹴れるようになりました。
自分でもあれっ?っていう感じ。
嬉しくなってそれからもプラプラしてたら、左足の方がキックの距離がでるようにすらなりましたよ。
ラグビーをやっていてキックに苦労している人が居たら参考にしてください(笑)
継続は裏切らない
大げさにいうほどのことではないけれど、継続は裏切らないんだなと思いました。
理屈が分かっていてもできないことを出来るようにするのが練習。
繰り返してクセになるほど続けると、足をプラプラするようなことでも結果につながるという(笑)
生活習慣や仕事も同じなんだろうと思います。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。