冬眠中のパソコンが目覚めた話
冬眠中って、いかにもパソコンとか、機械に弱そうなタイトルだな・・我ながら(苦笑)。
実はちょっと前の話。ブログの下書きに残っていたものを発見。
今日は荒れ模様の札幌ですが、タイトルは春に相応しいかなと。
正直、パソコンがどうして動いているのかよく分かりません
酵素製造の工場には、経理用の事務コンの外にデスクトップPCが3台。製造、品質管理、経理・総務で一台ずつを使っている。
同じ時期に購入した同じメーカーのパソコンのうち、経理・総務用の一台だけが起動しなくなる事象が起きた。それも、時々。
最初、経理の担当者から言われたときに、僕が電源ボタンを押すと普通に立ち上がった。
「もっと優しく押さなくっちゃ~」みたいなオヤジ対応を繰り返していたんですが、そのうち、僕が押しても、たまにしか起動しなくなったんです。
PCを設置してくれた事務機屋さんのTさんに来てもらったら、その時は立ち上がる。うーん。
原因の推測もできないし、修理依頼のしようもない。「昼頃には立ち上がることも多い」という経理担当の言葉に「じゃ、時間を変えてやってみますぅ」というTさんに一週間ほど預けることに。
すると、Tさんの家ではどんな時間帯でも毎回問題なく起動するという。
「絶対どこかおかしい」といくら言ってみても、動いちゃうんだからどうにもならない。
やっぱり設置環境が悪いのかな~?と考えてみても、ほぼ同条件の2台は何ともない訳だし・・。結局、訳は分からないけれど、念のため、初期化というのかな、立ち上がったタイミングでバックアップを取り、出荷時の状態に戻し、必要なアプリケーションをインストールし・・で、そのまま動いていたのです。
「機嫌直ったみたいね~」とまたオヤジ対応で済ましていた。
ところが、この冬、また立ち上がらなくなって、普通、PCって暑さに弱いっていうじゃないですか。排熱もしているし。ネットで見たら寒いのもダメだって書いてるのもあって、寒さかも・・・とか、、、。
あらためて事務機屋さんのTさんに来てもらいました。
僕たちは動かないのを見てきたけど、考えてみるとTさんは実際に起動しない状態を初めて見た訳です。
すると「お、確かにどこかおかしいですね」って。えっ?
「これってメモリー増設してましたよねー」とか言いながら、パソコンの箱(というのかな)を開け始めた。
「えーっと、こっちかな?」と2枚あるメモリーのうちの1枚を抜く。
そして電源を入れ直す。
「あ、立ち上がりました。これがおかしかったんだ。前にも一度こういうケースあったんですよ。」
えーっ!最初から本気だしてよー!
という言葉は飲み込みました。だって動かないのを見たのはTさんは初めてですもんね。
たかがPCの話・・
いや、ただ、これだけの話なんですけどね。
なんか色んなことを考えてしまった。
暑さがどうとか、時間がどうとか、いろいろ言っていた訳です。今になって思えば全部関係なくて、しかも全く論理的じゃない。知らないって恐ろしいな、とか。
ヒトの身体に置き換えて考えてみると、良いものを付け加えるより、悪いものを除いた方が健康に良いだろうな、、とか。
組織に置き換えると何だかちょっとコワイなー、とか。
写真の日付を見たら2月3日の出来事でした。件のPCは何事もなかったかのように今日も起動しています。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。