新型コロナ|10日間の自宅療養を終えて
8月15日~25日まで新型コロナウィルス感染症で自宅療養していました。
ほぼ家族全員感染したので、どんな感じだったか書き残しておきたいと思います。
家族の6/7が感染
発端はお盆休みで8月11日深夜に東京から帰省した長男の13日朝の発熱。
帰省前日までの出張の際、同席者の中に感染者がいたらしく、同席者のほとんどが感染したということも分かり、状況証拠でコロナ確実。13日に医療用の抗原検査キットを購入して検査し陽性確定。多分、12日夜の時点で(測っていないが)発熱があったかも知れません。東京都の陽性者登録センターにネットで登録し22日まで自宅療養となりました。
発熱が分かった時点ですぐに家庭内隔離し、この時点では長男以外は症状がなかったので、まずは階下に住む高齢の両親に感染させないことを考えていました。
抗原検査は感染直後には反応しないことがある
他に発症がない中、僕と妻が14日に抗原検査してみたら陰性。15日も陰性だったら濃厚接触者ではあるが隔離成功ということで早いうちに出勤できるかも…と思っていました。
ところが14日に娘が39℃の発熱、ただし抗原検査は陰性。熱射病も疑いつつ様子見。で、翌15日僕と妻が発熱。夜中に強烈な寒気がして「こりゃ罹っちゃったな」という感覚がありました。残念ながら隔離間に合わずだった。会社はお盆休み中でしたが役職者に25日まで自宅療養になる旨連絡し、予定の一部をキャンセルしたり、引き継いだり、リモートで可能なものは自宅から対応することとしました。
抗原検査は発熱当日でも陰性になることが多いとネットで知って、念のため17日に再検査。僕と妻、そして娘も陽性が出て、札幌市の陽性者登録センターへネット登録。25日まで(娘は24日まで)の自宅療養が確定。
11日深夜に長男と話し込んだ娘と12日日中ずっと接していた僕の妻、12日夜に一緒に外食した僕と僕の両親(長男と往復タクシーで密着)が結果的に感染。隔離した際に既にもらっていたと思われ、潜伏期間も言われている通りな感じでした。
ちなみに両親の感染を知ったのは8月21日。東京在の姉がLINEでビデオ通話した際に15日から発熱していたと伝えられたという…隔離した意味なかった(苦笑)
僕たちが15日に先に発熱を伝えたので、あまり高熱でもなかったため心配をかけたくなかったのかな。なんかすみません。
なんにせよ結果として全員軽症でよかったです。
症状の推移
80代の両親はワクチン接種4回、長男は3回、妻は2回、私と娘、そして唯一感染しなかった二男は0回です。
両親は父が一日だけ38℃台の熱が出た以外は微熱や平熱、妻も38℃台でとどまって、僕と娘は39.8℃まで上がった。ただ3回の長男も39℃台まで上がったのでワクチンの重症化予防効果はどうなのだろう?年齢も関係ありそうな感じがしますが、ま、個人差ありますよね。
感染したら2日間は熱が出て、3日目からは微熱、または平熱という推移は共通でした。医学的根拠はないですが、3日目になっても高熱が下がらない人が病院に行けばよいのでは?と思った。
唯一感染しなかった二男もトイレや風呂は共用したし、(当初、長男隔離のため寝室を明け渡した)僕と妻が寝ていた居間は日中も夜も感染者が常にいた訳ですが割と頻繁に出入りしていました。
症状が出た初期の数日間のタイミングで手の届く範囲で一定時間(まさに濃厚に)接触すると感染するんだな、という感じ。逆に、妙な言い方ですが、タイミングが合わないと感染しないだろうな、と思いました(個人の感想)。
症状ベースではダメ?
結局、7人の家族のうち6人が感染した訳ですが、誰も重症化せず、同じような経過で快復しました。病院に行かず、症状と抗原検査とネット登録(両親の分も僕のスマホから登録出来ました)して10日間自宅にいただけなので医療や保健所への負荷も最小限でよかったと思います。
全数把握が話題になっていますが、症状ベースで考え、重症者のみ病院に行くようにするのはどうでしょうか。軽症者は我が家のように自分で登録する。病院でもシステムとしては電子カルテのデータから引っ張れる(あるいは送れる)ようにすればよい気もしますが、、、ダメなのかな?
以上、あくまで一市民が個人的に感じたことです。42歳のときにインフルエンザに罹って寝込んで以来の風邪でしたが、インフルエンザの方がきつかったというのが率直な感想です。
コロナ禍で唯一よかったのは体調優れない人がすぐに休める空気になったことだと思います。あと、やや皮肉っぽく言うと日本のダメなところがよくみえたこと。
色々といいたいこともありますが一言だけ。最初の頃は間違った対応や根幹も分からないことが多い中で仕方のないことですが、もうそろそろ色んなことアップデートするべきですよね。
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。