ピンチのヨガスクールを支えてくれるもの

 

 その他, ヨガ

コロナ禍がなかなか収束の兆しを見せません

飲食店ほどの具体的な規制というか、要請は受けていませんが、ヨガスクールも直接的な影響を受けている業種です。
4月中旬から5月一杯は知事からの要請を受けて休業。ただ、2月末の北海道独自の緊急事態宣言以降、すでにお客様は激減していました。

6月から営業を再開するにあたっては、既存の会員さんが事情が許す限り安心してお越しいただけるように、新入会員をストップ、通常の半分以下、ピークからみると1/3程度に人数制限して、定期的な換気や飛沫の防御シートの対応をしてきました。
札幌の場合、冬の換気がやりづらくなるので、秋には24時間換気機能付きの空調設備をつけ、年末には事務スペースを削ってスタジオを広く改修しました。今は会員の紹介のみ新しい方を受け入れています。

少しずつお客様は戻ってきてくださっていますが、正直なところ今年も苦しい一年になりそうです。ただ、これは仕方のないこと。どう我慢しつつ出来る対応をしていくか。スタジオを広げた際に何人かの知人に「景気いいんだね」みたいなことを言われました。残念ながらとんでもないです(苦笑)

拡張工事で広くなった3階スタジオ。24時間外気を取り入れる空調も設置。

お客様が育ててくださる

昨日、ヨガの会員さんでもあり酵素も飲んでくださっているWEBコンサルの白藤沙織さんと話していたら「会員さんが、ヨガスクール人数制限して大変そう。大丈夫かしらと心配してましたよ」って教えてくれた。ヨガライフがなくなると困るというような言い方だったようだ。なんか有難くて胸が熱くなった。

 

ヨガライフスクールは自社のインストラクタークラスの卒業生を正社員として雇用しています。現在、正社員9名、そのほかに専属のインストラクター(やはりインストラクタークラスの卒業生)が12名。

割と安定して続ける方が多く長い人では指導歴が20年に及び、ベテランインストラクターが新しい人に経験を伝える流れが出来ています。と同時に長いお客様、常連客がインストラクターを育ててくださるような感じがあるんですよね、これが本当に有難い。

スクールのことを気にかけてくださったり、新人インストラクターに温かい眼差しを向けてくださるのは、本当に良いお客様に恵まれているということだし、ひいては良いスタッフに恵まれているということ。

先日、新年最初のインストラクターミーティングの際に一人のスタッフが「広くなったスタジオに数人しかお越しいただけないとちょっと落ち込む。でも、お越しいただいた方を大切にレッスンをしたい」と言っていた。
こんな想いがヨガが大好きなお客様とヨガが大好きなスタッフの距離を近づけ、今はピンチのヨガスクールを支えてくれている。

ヨガ素人の僕はスタッフの想いに応えられるよう少しずつですが環境を整え、変化に対応できるようにしたい。オフラインのレッスンでは少しでも安心してレッスンできる状況にしていきたいし、オンラインの世界でもお客様とスタッフの距離が緩やかに近づいて欲しいと思います。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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