いろんなヨガがありますね|ヨガライフスクールの立ち位置

 

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ヨガライフスクールはフレンドリーな、街のヨガスクールです。お気軽にヨガを楽しんでいただけます。

でも、本質的なもの、深遠にもちゃんとつながっていますからね。

創業は1980年 第一次ヨガブームの頃

当時、札幌市の成人学校という、いわば公のカルチャースクールでヨガの講座を受け持ったのが、当スクールの創業者、上山(うえやま)ゆみ子でした。半年間の講座終了後「これからもヨガを続けたい」という受講生の声を受けてスクールを立ち上げたのが始まり。
最初のレッスンは、1980(昭和55)年4月7日と記録が残っています。日本の第一次ヨガブームといわれた頃です。

創業者の上山は、静岡県にあった沖道場に住み込みで、日本にヨガを広めた第一人者といえる沖正弘師に直弟子として学んだ一人。

当スクールは、沖ヨガからスタートし、その後、アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガも学びながら、正しい姿勢と呼吸を重視したレッスンを行っています。

沖ヨガ
日本におけるヨガの草分け的指導者である沖正弘師が、古典的なインドヨガに東西のあらゆる宗教や修行法、日本の伝統文化、武道、東洋医学、民間療法などを組み合わせて体系化した。アーサナ(ポーズ)のみでなく、心、身、食、息、生活、環境のすべてを改善することで、心身のバランスを回復し、自己能力を開発することを目指す。

アイアンガーヨガ
B.K.S.アイアンガー師によって編み出されたヨガのメソッド。一つひとつのアーサナ(ポーズ)を比較的長くキープして、正しい位置取りや呼吸を重視することで、柔軟性やリラクセーションを得ることに加えて、体の歪みを正していくことに重きをおく。現在、ヨガのシーンで広く使われるプロップス(補助具)もアイアンガー師によって考案されたものです。

アシュタンガヨガ
パタビジョイス師によって確立された、決まった順番のアーサナの動きと呼吸を連動させて流れるように体を動かすダイナミックなメソッド。アメリカでヨガブームを巻き起こしたパワーヨガはアシュタンガヨガをアレンジしたもの。(インド哲学でヨガの段階を示す八支則を示すアシュタンガヨガとはまた別です)

アーサナ(ポーズ)は乗り物

現在、ヨガライフスクールのインストラクターが指導を受けている吉田つとむ先生。先生が翻訳されたB.K.S.アイアンガー師の『ヨーガの樹』の訳者序文のなかで、これからのヨーガの方向性について述べています。

アイアンガー・ヨーガも含め現代のヨーガに二系統があるとみてきました。一つは形あるもので、メソッドや方法は時代と共に改革、進化してゆくもの。もう一つは目には見えず、姿形や時を超えて継承されてきたもの。ヴェーダーンタ学派でturya(トゥリヤー、第四位)は、姿形、時、空間、言葉の論理などを超越した究極の状態をいいますが、この形のないものは形あるものを手段、乗り物として初めて伝えることが出来ます。これからのヨーガの方向性を考えてみても、この形あるものと形ないものをいかに融合してゆくかが、課題であると思われます。

『ヨーガの樹』B.K.S.アイアンガー著 訳者序文から

今、世界中で主流となっているのはアーサナ(ポーズ)を重視したヨガですが、アーサナ(ポーズ)は乗り物であってヨガの目的ではないというのです。

ただ乗り物がしっかりしていないと目的にたどり着くことができないともおっしゃっています。

食生活も重視しています

インド哲学では段階を経て進んでいくと考える。まず身体や心が健やかであることはヨガの究極の目的ではないにしても、やはり大切なことだと思います。

また、健康や美しさは、病気ではないということや外見的な見た目のことだけではありません。
食・心・動は、三位一体。真の健康は正しい食、適宜の運動、そして明るい心によって、自分自身で築き上げるもの。そのお手伝いができればと考えています。

ヨガとの関わり方は人それぞれで良いと思うのです。

美容と健康とか、運動不足解消とか。ただスッキリするのが好きとか、もっと色んなヨガ友に会うのが目的でレッスンに来られる方もいるし、一人で集中される方もいます。

ヨガスクールのスタッフは休憩時間や自宅でも一生懸命に練習していますからね。それは好きだからやっていること。

ポーズを練習したり、身体や心が整って、いずれその乗り物にのって行く目的地に興味がでてきたら、そのドアはご自身で押し開けることになるんですね。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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