酵素断食が教えてくれること

 

 健康, 酵素

断食終了後、10日目

とっても心地よかった一週間の断食を終了後、昨日が10日目。朝、体重を量ってみたら65.8kg。
断食終了時は65.1kg(Before 68.4kg→After 65.1kg)だった。あまり戻っていません。

身長178cmなので、もう少しあって良い。
これからヨガのレッスン回数を維持しながらしっかりと戻して行きたいなぁ。

Before 68.4kg

Before 68.4kg

After 65.1kg

After 65.1kg

 

さて、断食をすると、毎回、感じ方が違うのが面白いのですが、僕が何回もしてきた酵素断食の中から強く印象に残っていることをピックアップしてみます。

最初の断食はノーストレス

最初の断食は高校2年になる前の春休みに一週間。 父に「ちょっとやってみてくれないか?」と頼まれて、気軽に「いーよー」と。

ちょうど現在のケルプ研究所の工場が立ち上がってすぐの頃。
家族に飲んで欲しいもの、安心なものをお客様にもお届けする、そんな想いだったと思います。

食べ盛りの頃だった訳ですが、全くストレスがなかったことを覚えています。
サラッと終わって、ツラくもなく何も問題がなかった。

 

つらかったのは、前職の銀行をやめて札幌に戻ってすぐやった一週間の断食。とにかく辛くてつらくて仕方がなかった。
僕の中では東京で重ねた不摂生の報いかなぁー(^^;)と思っています。
また、その頃、僕は煙草を吸っていて、この断食を機に止めました。そのこともあったかも知れません。

その後も一週間から10日間の断食を何度もやっています。
断食中の身体のツラさは、僕の場合、食べないつらさではなくて、断食前の自分の体調に由っている。
だから自分の身体や食生活、運動習慣と向き合うキッカケにもなると感じています。

21日間の酵素断食

そしてある時、一週間のつもりで始めた断食が、今回と同様、凄く気持ちよくて、断食をしていることすら忘れてしまうほど。

もう少し続けたくて10日を過ぎた頃、よし最長を体験してみよう・・と思いました。

弊社の古くからある研修資料には、酵素断食(資料の中では「完全F・E食」という表現になっている)は、3日~21日間となっている。
僕が直接知っている人で3週間の断食をした人は2人しかいなかった。

よーし、じゃあ自分も21日間を体験してみよう、と。

2016-09-07 14.38.05

弊社の古くからある研修資料

酵素が美味しく飲めていて、その間、体調としては全く問題なし。困ったのは、急に期間を長くしたので、接待も含め、宴席が何件か入っていたこと。
キャンセルしたものもありましたが、酵素を持ち込んで、出席したのもありましたね。

21日間で体重は10kg落ちましたが、期間中の体調は全く問題なし。むしろ身体が軽くて動きやすいくらい。

食べることは重労働だった

一番インパクトがあったのは、食べ始めたときでした。

もちろん凄く美味しくて嬉しい。本当に食べるということは尊いことだな、と思いました。

ところが、食べている途中からツラくなってきて、食べ終えたころにグッタリと疲れてしまった。これから食べて行けるのだろうか、と少し不安を感じたほど。
食べていない時の方が、身体が楽なんです。

「そうか、食べるって、こんなに大変なことを身体に課しているんだ」そう実感した瞬間。

これは一週間とか10日の断食ではなかったことでした。

動物性のものに限らず、食べるということは、他の生き物の命をいただくこと。
生体防御の観点でみると、非常にリスキーな行為でもある。
消化・吸収・燃焼・排せつという仕事に免疫機能も活発に関わり、身体は複雑な処理をしてくれている。

その後、やはり断食の期間と同じくらいの間は、かなり少食を心がけていた。いや、自然にそうなっていました。

 

健康は日々の食事によってつくられます。断食は、健康をつくるのではなく、変わるきっかけをつくってくれるもの。
普通に過ごしている方が21日間の断食をする必要はありません。

ただ、そこで感じたことは、皆さんにもお伝えしたい。

食べるという、生きるために欠かせない尊い行為は、一面では身体に負荷をかけることでもあるということ。

やはり食べ過ぎはいけないのです。
私たちは、腹六分目で、とお伝えしていますが、少食が健康の鍵を握ることは、他にも多くの方が唱えています。

私たちは微妙な、そして絶妙なバランスの中で恒常性を保っている。過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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