価値観と美学
全5回の経営者を対象としたマーケティング塾に半年の予定で通っています。
やり方よりも経営者として、もっと言えば人としてのあり方を考えるような内容です。
講師は、エクスマ(エクスペリエンスマーケティング)の創始者の藤村先生(通称スコット)。
スコットの考え方には共感するところも多い。少し自分と違うなと思うところもあるけれどそれも新しい発見だし、押しつけられないのも好きなところです。
第4回目の8月6日のテーマは「美学」で、経営者としてどんな価値観をもっているか、カジュアルに言うと「どんなことがカッコいいと思っているか」というようなこと。
一人ひとりの価値観はその人の人生の積み重ね、あるいは特記すべきエピソードによって形成されている。
スコットも自身の子供の頃からのエピソードをたどりながら、スコットなりの美学、いってみればエクスマ思想を語ってくれたのでした。
経営者の美学は経営に映る
僕自身のことを思うと、会社としての理念、あり方については考えることが多かったけれど、自分自身の美学という風に意識したことはなかった。とはいえ、僕自身の価値観、分かりやすく言えば好き嫌いが会社としての判断基準にも反映されていることは疑いようがないのですよね。
僕自身が大切に思う価値とはなにか、スタッフや取引先に理解してもらえるよう意識して言語化したり、経営指針に映す必要があるんだと感じました。
今回、特に良かったのは翌日のエクスマセミナー エレメントEにも参加したこと。映画のテーマには、なぜその映画が撮られたのか、背景や歴史的経緯、監督やプロデューサーの美学が反映されている。そして、それを知って観ると更に深く感じることができる。
会社も同じで、その製品やサービスは、経営者の美学、歴史、なぜこの会社があるのか、その物語もまとってお客様に価値として受け入れられているということだ。それをどう伝えるのか。
2日間連続での藤村先生の話を思い返しながらそんなことを考えています。

少し遅刻して参加したらかぶりつきの席になりました笑
この記事の投稿者
福士宗光
父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。
健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。