健康は全体で考える

 

 その他, 健康

「健康のためなら死んでもいい」
本末転倒のネタとして面白いフレーズで、一時流行った?と思います。
今、実際、必ずしも笑っていられないようなことが起こっているように思えてなりません。

コロナ禍の検証が行われていない

例えばコロナ禍での日本社会のありようを振り返る必要はないだろうか。
マスク警察とか、ワクチンの是非とか、夜は出歩くな…とか。コロナより、もっと重大な疾病の治療が後回しになったりとか、色々なことが起こりました。
コロナ感染を防ぐために家族に会えなくなり、認知機能が衰えた高齢者は多くなかっただろうか。
マスクは本当にコロナ感染の可能性を減らすために意味があったのか、マスクをすることで呼吸が浅くなったり、あるいは中で菌が繁殖して実際は感染を助長したことはなかったのか。

例えば、今までの考え方は間違っていたかのように新たな知見に飛びつく人たちとか。

健康とはどういうことか

本当に大切なことが何か、本末転倒がないか、時に立ち止まって検証する必要があると思うのです。

科学的というためには客観性と再現性が求められます。それを担保するためには一定の条件下に揃えるしかありません。
ただ、現実はそうではない。むしろリアルな生活のなかにあるデータを数を集めて分析することで、より全体的な傾向をみることができると思います。

当社の経営理念の中に健康理念があります。
「真の健康は、正しい食、適宜の運動、明るい心によって自分自身で築き上げるもの。そのお手伝いをさせていただくことが私たちの使命です。」
「真の」とついているところがミソ。言葉づかいは古いけど真理だと思う。

糖尿病に食事療法で対処する場合、炭水化物を排してタンパク質と脂肪でエネルギーを得ることが、近年行われ成果をあげています。個別論として適応する方にとって新しい有用な対処法だと思います。

ただ、それが炭水化物は摂らなくてよいという極端な考えを一般に広げるのはどうか。

動物性タンパクが中心の食生活で癌や脳血管障害が有意に増えることが報告されているのも事実。
マクガバンレポートやチャイナスタディのような疫学との整合性はどう説明するのだろうか。

健康は全体性で考えるのが大切だと思います。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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