全国の経営者との出会い|共同求人・社員教育活動 全国交流会in札幌

 

 その他

6月17日-18日の二日間に渡り、中小企業家同友会『共同求人・社員教育活動 全国交流会in札幌』が開かれた。
地元で全国の経営者と学び合える貴重な機会に参加しました。

中小企業家同友会(以下、同友会)には幾つかの専門委員会があり、今回は共同求人や共育委員会(各都道府県の同友会によって呼び方などが若干異なる)の分野の交流会です。
専門分野だから専門委員会なのだが、どの委員会でも軸となるのは同友会理念や労使見解と呼ばれる基本的な考え方だから、グループ討論などに誰が参加しても基本的に話は噛み合う。

一日目は「人を生かす経営の実践・若者に選ばれる企業づくり」をテーマにした第4分科会に参加。札幌支部の海鮮丼を中心とした「どんぶり茶屋」を経営する敬禮さんの報告を聞ききましたが素晴らしい実践の内容だった。
大きな失敗も経て、儲けや自分の名声を求めるのではなく「真っ当な経営者になる」という決意と段階を踏んで社風が形成され自走する組織が立ち上がっていくプロセスが見事に伝わってくる。
社員の方も分科会に参加していてお一人グループ一緒だったので、報告内容が社員の方からも裏打ちされた感じ。感動しました。

僕にはまだまだ到達できない段階まで学び、実践されている。そんな方が身近にいるのはとても励みになるし、報告によると敬禮さんも時間をかけて今に至っている。僕も頑張ろうと思います。

懇親会も凄かった。皿から溢れんばかりのタラバ蟹に始まり…
締めは報告者 敬禮さんの海鮮丼!

二日目は全体会。一日目に行われた4つの分科会の共有と「社員教育と共同求人の50年を検証しよう」というパネルディスカッションでした。
共同求人は、北海道同友会が始めた活動ということ、ちょうど活動が始まって50年という節目に原点の場所で考えることに意義を込めたということのようでした。

採用環境が大きく変化して、同友会として合同説明会を開催しても学生はそもそもなかなか参加しない。採用に結びつかないと活動が尻すぼみになってしまう同友会もある。
課題も多いようだが、共同求人活動は単なる採用活動ではなく、選ばれる会社になるための活動であり、よい会社、よい経営者を目指す一環。やり方は時代に合わせて変化しなくてはならないが、あり方はブレないことが大切というような話と受け取りました。

全国の同友会の会員と交流できるのが、こういった会の魅力のひとつ。今回も素晴らしい方々とグループ討論や懇親会でご一緒出来て幸せでした。同友会とは関係なく共通の知人がいることがあとで分かって不思議なご縁を感じたり。
初めてお会いしても共通の言語で悩みや未来を忌憚なく語り合えるのが同友会なのだとあらためて思いました。

僕の所属する経営指針委員会は受付や道案内などライトな役割でした。

 

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ