進化がポジティブである理由

 

 その他

ダーウィンの「進化」は、必ずしもポジティブではない

最近は「進化」が、生物学的な意味合いを超えて、広く、好んで使われる機会が増えているような気がしません?
例えば「イチローの進化が止まらない」みたいな感じで。

「進化」は「evolution」。

進化といえばダーウィンって思いますが、彼は「evolution」は余り使わなかったらしい。

英語の「evolution」という語はラテン語の「evolvere」(展開する)に由来し、発生学においては前成説の発生過程を意味する語であったほか、日常語としては進歩(progress)と強く結びついて使われる。そのためダーウィンはこの語をほとんど使わず、変化を伴う由来(descent with modification)という表現を好んだ[112]evolution という語が生物進化の意味で使われるようになったのはスペンサーの影響である。このことは日本語の「進化」とも関連している。明治初期の日本ではダーウィンよりもスペンサーの影響が大きかったため、evolution は万物の進歩を意味するスペンサーの用語として進化と訳されたが、これが現在にも続く、進化は進歩であるという誤解を招いている[113]

Wikipedia 進化より引用)

・・・「進化は進歩だという誤解を招いている」だって!

なるほどね。

例えば、深海魚やモグラの目が小さくなったり、見えなくなったりするのは、環境適応という観点でみると「進化」だけれど、部分的にみると「退化」ですよね。

生物学的な「進化」は、元来、ポジティブな意味合いではないということか。

進化といえばポジティブなイメージですが

進化といえばポジティブなイメージですが・・・


進化の本質は、多様化なのではないか

ビジネスの場面では、素早く環境適応したものが勝者となると言われます。

確かに、皆が同じように適応しようとするのであれば、スピードが勝ち負けを決めるでしょう。

でもね、ちょっと思うんですよね。
目がすごーく良く見える深海魚やモグラがいたら、面白いかも、って。

皆が同じように適応したら、面白くないし、実際そうはなっていない。

目の良く見える深海魚は、何かのキッカケで光のある世界で別の生き方をしていくことになるかも知れない。
もちろん無駄に終わってしまうかも知れないけれど・・。

 

スペンサーのいう「適者生存」は正しいと思います。
但し、結果として淘汰されるものがあるのは当然としても、生き残るものは一つではありません。
正解も、進むべき道もひとつではない。適者の中にも多様性がある。

だとしたら、生き残ることができるのであれば、変わらないという意図的な選択があっても良いじゃないですか。

 なぜ「進歩」ではなく「進化」が好んで使われるのか。

多様化にこそ、進化のポジティブな意味があるのではないかと思います。

女子ラグビーだった、盛り上がってる。僕が学生の頃は考えられなかった多様性。

女子ラグビーだって盛り上がってる。僕が学生の頃は考えられなかった多様性

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクール運営を行っているケルプ研究所2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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