経営指針研究会第一講|『労使見解』のこと

 

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経営指針研究会

4月21日(土)は中小企業家同友会札幌支部の第15期経営指針研究会の第一講でした。

朝9時から懇親会を含めると夜7時までの長丁場。この研究会は4~5名の研究生とサポーター2~3名のグループで月に1~2回集まり議論を交わしながら一年をかけて経営指針作りを学ぶ研究会。今期の第15期は3グループですが、第一講は全員一堂に会して行います。

同友会の経営指針は、通称『労使見解』と呼ばれる1975年に発表された考え方が基礎になっています。正式には「中小企業における労使関係の見解」。現在は「人を生かす経営」という冊子にまとめられています。
研究会の第一講では、グループのメンバーがお互い知り合うことと、『労使見解』への理解を深めることが大きな目的となっています。

僕も20分ほどお話をさせていただきました。(写真は白藤さんからいただきました)

『労使見解』の理解を深める

『労使見解』は、当時激しかった労働争議を踏まえ、同友会の中で十数年の議論を重ねてまとめられたもの。タイトルは「労使関係の見解」ですが、そこにとどまらず中小企業、あるいは中小企業家の在るべき姿をあらわしたものと言っても良いと思います。中小企業が発展するうえで、経営者が経営者の責任を自覚し、経営姿勢を確立するとともに、労使の信頼関係を築くことが最も重要な要素のひとつであることをあらわしています。

数ページの決して長くはない文章です。さらっと読んでしまうと、労働者の人間性を尊重するのは当たり前のことだし、今は労働争議なんかないし、、、というようにも思えてしまう。

しかし自社の経営に引き寄せて、行間を読んでいくと、一つ一つの言葉の重みに気がつく人も多いのではないかな。成文化されてから既に40年を過ぎても、全国の中小企業経営者が繰り返し読み込んで自社の経営を顧みているという事実を軽視してはいけない。

北海道同友会は、全国の同友会の中でも会員数は多いのですが、経営指針作りに取り組むのは遅かったようです。また『労使見解』の理解もあまり進んでいないという声も聞きます。

近年、会員数が伸び悩んでいるのは、初期メンバーの皆さんに比べて、比較的入会歴の浅い会員の経営指針の成文化と実践運動や『労使見解』への理解の不十分さが要因なのではないかな。僕はそう思います。

 

同友会に入会するにあたっては、本来、同友会理念に賛同しているはず。『労使見解』なくして同友会理念は成立しないと思うのだけれど・・。仮に『労使見解』がピンとこないとしても、少なくとも学ぼうとする姿勢を持っているべきですよね。

経営指針研究会の門をたたいてくださって会員が、経営指針の成文化と実践は自社の経営に活かすことはもちろん、周囲の経営者にも学んだことを伝えて欲しい。それが会員が増えることにつながると思います。

最後に懇親会。司会をする白藤さん。

 この記事の投稿者

福士宗光

父から継いだ酵素製造と、自身はヨガ素人ながらヨガスクールを運営している会社、2社のケルプグループ2代目経営者。

健康は食生活や適宜の運動を通じて自分自身で築き上げるもの。酵素とヨガでお手伝いすることが使命と考えています。

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